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生うどんつちやブログ

鹿児島県鹿屋市にあるうどん屋です。

丸亀製麺のカビ問題とか、飲食店とネットの関係について

『あんまり乗り気じゃないけどアノことについて書こう~丸亀製麺とか色々』

 

 

今回は、ネットと飲食店についての僕の考えを書いてみます。

 

 

 

『あんた。あんた。起きて!大変よ、丸さんが大変よ!!』

 

 

 

ある朝、ぐっすり眠っていると、ほのぼのおかみが僕をゆすって起こし、ある記事を見せました。

 

丸亀製麺が炎上しているらしい。

 

「竹すだれがカビだらけ」 丸亀製麺のFacebookページに客が写真投稿 運営企業が公式サイトで謝罪

 

聞いたところによると、新聞やTVのニュースでも少し触れられていたようです。

 

僕がこの一報を知った時に、まず思ったのは、『アルバイトだけでやっているんだもん、そんなこともあるでしょう。』ということです。

 

別にしめしめとかは思いませんでした。

本当に。

不遜に思われるかもしれませんが、どうでもいいというか、最近は丸亀製麺や伊予製麺のことはあまり気になりません。

 

なまうどんつちや

 

近所に丸亀製麺、伊予製麺と立て続けにオープンした当初は、売上も落ち込み『こりゃ、大丈夫か?』と思った時期もありましたが、今では常連さんを中心に手応えを感じながら営業ができています。

お客さんって、本当に戻ってくるものなんですね。

この1年半でそのことが実感できたことは大きな喜びと驚きでした。

 

話を戻します。

僕は、書いたように記事の内容にはあまり興味がありません。

 

何年か前に丸亀製麺が『全店をアルバイトで営業する』という噂を耳にしたとき、そういうのはやめた方がいいよ。と思いました。

噂ではなく、本当のようでした。

 

店は、誰かが責任をもって給料(時給)以上に働かないといい店を維持できません。

あ、サービス残業をしろということではないです。

自分の任された以上の仕事をしないといけないという意味です。

ここで言うなら、天ぷらあげてるアルバイトの自分が、洗い場のアルバイトがざるをきれいに洗っていなかったら、『きれいに洗わないとだめですよ』とか、店長が対応しないなら、店のことを思い本部に『こういう状況です』と報告しないといけないということです。

 

まぁ、そんな人はほとんどいないのはわかります。(ちなみに、僕はずっとそんな意識でどこでも働いてきたつもりです。)

それにアルバイトではなく、社員だったらそれができるか?と言えばそうとは言い切れないのが、悲しいですが現実です。

社員だろうがアルバイトだろうが意識の低い人は低いです。

ただ、アルバイトよりも社員の方が、まだ責任感をもって働いてくれる「可能性」があるだろうという気はします。

 

とは言え、競合店のことなので基本的に興味はないです。

 

他所は他所、うちはうち。

 

それと、飲食店は、トラブルやちょっとした事故は付きものです。

そういう意味で、どんまい。そういうこともあると。

 

なまうどんつちや

 

ただ僕が今回の丸亀製麺の対応で思うのは、普段から当社はSNSを広報活動に利用しているのに(僕が知っているのは、Twitterです。)、このことがあってから、すっかり呟かなくなったことです。(5月21日現在)

今こそ、対応や、現状をお客さんに報告し、質問や疑問に答えるべきではないかと。

それができるのが、(しんどいとは思うけど)SNSだと思うのですが。

 

なまうどんつちや

 

丸亀製麺のことについては以上です。

 

 

ネット関係のことで、もう一つ。

 

 

その『食べログ』の書き込み、営業妨害だよ。知らないのか?

 

世の中に“料理が美味しくないお店”ってのはけっこう多く存在していて、そんなハズレを引いてしまったときは「あの店超マズかった」と友達に愚痴るぐらいが相場だったんですが、最近は「食べログでチクってやる!」というメシマズの恨みはらさでおくべきか的な行為が自称美味しんぼたちのあいだで流行しているようです。

 

この記事では、『 どうしても“まずい店発表会場”になってしまうし、情報を集めている(ここでは食べログ)を訴えたり、削除要請をする飲食店はなくならないとあります。 』

僕もそう思います。

 

また、別の記事では、もう少し詳しく専門家の意見も載せています。

 

食べログ「まずい」クチコミに店激怒 「客減った!弁償しろ」裁判はどうなる

 

ここでは、このような相談は増えているとはいえ、削除や賠償はほぼ無理だと。

 

「『美味しくなかった』というような個々人の主観にかかわる意見の場合には、やはり相当困難だと言わざるを得ません。このような意見の場合には、意見の根拠とされる事実そのものが虚偽であるか、表現方法が一般の人が見ても、酷いと思える程度のものでなければなりませんから、現実的には、『美味しくなかった』というような表現があったとしても、その削除を求めることは難しいと思います」(最所弁護士)

 

そして、最後にはこのように

 

「自由な意見が言えるのがネットの良さでもありますが、発言には責任を伴います。無責任な投稿を行なえば、必ず、責任を問われる、そのことをしっかり理解して頂きたいと思います」

 

僕も小さいとはいえ、 (小さいからなお更影響は大きいとも言えるのですが) 飲食店を経営している者として、無責任な投稿はやめてほしいとは思います。が、、、はっきり言います。

 

なくなりません。

 

もっと言えば、『無責任な投稿を行なえば、必ず、責任を問われる』とありますが、そもそも責任なんて誰がとっているのかと、この国で。 (おっとと。話が逸れました。)

 

最後は、最近、僕が目にしたブログについて書きます。

 

それはここ最近、個人的に気に入っている、ある店の電話番号を調べるためにネットで検索した時のことです。

検索結果の上位に、ある個人のブログが出てきました。

嫌な予感はしたのですが、電話番号を調べるためにそのブログを覗くと、『鹿屋に雰囲気のいい店なんて望むの無理ですよね~~(笑)』的な文章で始まり、延々と店の欠点が書かれていました。

 

欠点がある店にも問題はあると言われるのでしょうが、僕からしたら、そのブログ「ここが、欠点だ、落ち度だ。」と書いてあるけれど、一生懸命働いてるおっさんがそんなにおもしろいか?と思います。

 

『鹿屋にはいい感じの店なんて期待してないけどさ』(というような感じだったと思います。)とありますが、あなたもその鹿屋の一市民ですよ。

 

『料理を批評している奴らの、あのいやしい顔』というようなことを、よく言っているは、伊集院静ですが、そのブログを読んで僕はこの言葉を思い出しました。

 

しかも、そのブログ、なんと!!自分で食べてもいないのに書いている始末。(そこのブログから引用すると、『いや~ありえない。』)

自分で食べてもいないのに、よくそこまで人の仕事をdisれるな、と。

(以上、僕もそのブログをdisってみました。)

(※このブログを書いた人から、丁寧なメッセージをいただきました。現在は削除したようです)

 

※dis・・・『disrespectの略で見下す、非難する、軽蔑するという意味があり、主にラッパーの間で使われていたが、痛烈にDISっといた方がいいというフレーズと共にネットへ浸透した。』

 

いかん、いかん。熱くなってしまった。

 

 

もちろん、僕の店でも同じように、(どこかのサイトで、誰かが)不味いだの、ここがダメだの書かれているはずです。

 

僕はその手のものは全然読まないから、知らないけど、友人や知人から、たまぁ~に『こんなこと書いてあったよ。』って伝わってきます。

 

その内容は

だしがいつも違う。とか

夫婦で食べて、『夫はお金をもらっても食べない。って言ってました。』とか。

(※これを目にしたら、どうぞ店でおごりますので、もう一度店に食べにお越しください。それとも、店の前でその手のビラを配ってもいいです。いや、怒っているとかではなく、本当に。お茶くらい出します。)

 

こんな僕も一時は、何かの役に立つかもしれないと、口コミサイト等を一通り目を通したこともあるのですが、「なんか、違うな」と思い直し、今では全然見ません。(今後もずっと見ないのかはわかりませんが)

 

「なんか、違うな。」

何が違うのか?それは

 

ネットでの料理批評というものが、(もしかしたら、料理批評全般が)そもそも僕たちがしている日々の仕事と同じ立ち位置にあるのか?という疑問です。

 

僕たちは、自分で借金をして店を構え、顔をさらして日々多くのお客さんに料理を召し上がっていただいています。

それは、立ち止まることはできないし、その場その場で瞬間的に対応していかないといけません。

そうした、日々の流れている仕事を批評されて、それが正当な批評たり得るのか?と僕はずっと疑問をもっています。

 

同じ立ち位置にいるとは思えない相手に、僕たちは何を意識すればいいのだろう?

 

書いているすべての人は、顔も名前もわかりません。

そんな相手に、何に気を付ければいいのだろう?

勘違いしないでほしいのですが、匿名性うんぬんを批判しているわけではありません。匿名情報からしか問題解決の糸口を得られない物事が存在していることもわかっています。

匿名ではないSNSがあることも知っています。( 今回の丸亀製麺の件は、これが匿名だったら、例えば2チャンネルとかでは、ここまで問題が大きくなっていなかったような気がします。)

 

とはいえ、相手は、遠くから望遠鏡で僕たちの仕事を覗いて、それについて書いている相手です。

そんな相手に何を意識すればいいのだろう?

遠くから覗いているがゆえに、書く人は承認を得られにくいから気にするな、という考え方があることも知っています。

そんなものでも書かれた方からしたら、過去に書いた、本人も忘れているようなログが、ネットには残ることも釈然としません。

 

このように色々と疑問を呈してみても、そもそも、特に何も考えずに日々食べた料理の感想をアップしているだけの人も多くいるでしょう。

 

 

もう一度。

 

同じ立ち位置にいるとは思えない相手に、僕たちは何を意識すればいいのだろう?

 

僕は意識しないでいいと思っています。

 

僕らが意識するのは、店に足を運んでくれて、目の前で僕が作った料理を召し上がってくださるお客さん。

その方々だけを意識したらいいと思っています。

 

「おいおい、その人がネットで書いてるんだぞ」と言われるかもしれませんが、(もちろんそうなのですが)その目の前のお客さんが、自宅に帰って、あるいは、その場でスマホを使って店の批評を書いているのでしょうが。

誰が書いているのか?そんなこと誰にもわかりません。

分からないことに、思い煩うのは時間の無駄です。

健康にもよくない。

ネットでの匿名の意見やブログより、陰口を言われているかもしれない心配、不安、それらの疑心暗鬼のほうが問題です。(僕はぜんぜんないですが)

 

 

僕は、「書かれるかも」、「書いた人かも」と思い煩うよりも

そのとき、そのときのお客さんに集中することだと思います。

 

 

それと、もう一つ。

 

こちらから、発信してみるということも、もしかしたら一つの対処法(と言っていいのか)だと思います。

ただ、これは覚悟がいります。

これから、どんどん、ネット上のdisり合いや炎上騒動は増えると思います。

こちらから、何かしらを発信するというのは、それに自ら飛び込んでいくようなものでもあります。

それが、いいことなのかどうかは僕にはわかりません。

 

 

ただ、発信するかしないかは関係なく、「強くあらねば」とは思います。

 

 

長々とすみませんでした。

最後に。

 

西原の「レッドリボン」おいしいですから、ぜひ!!