生うどんつちやブログ

鹿児島県鹿屋市にあるうどん屋です。

それってあなたの感想ですよね?

 どうも、土屋です。

 

 前回の記事をFacebookにあげたら、「個人的な感想、こんなところ(Facebook)にあげるな」というクソコメントが飛んできた。「個人的な感想で何が悪い。文句あるならまともな批判してみろ。」って思わずにはいられなかったが、確かに前回のは政治色が強かった。強かったというか、真っ政治色!っていう感じだった。

 反省はするがどんな時代も自分たちの思い込みや不満からしか、思索はうまれないはずだ。個人的な感想と聞いて思い出すのは「それってあなたの感想ですよね?」で有名なひろゆきだ。ひろゆきはついては書き出すと長くなるので、今回は書かないがこの手の批判に対しての回答は実にシンプルで、「考えや意見は、自分の感想以外になにがあるんだよ?」というものだ。(ちなみに、誰かから「それってあなたの感想ですよね?」と言われたら、「それで何が悪い?その言葉もお前の感想だろ?」って返せばいい。※1)

 

 おっと。前置きが長くなったが、今回は政治的な話題はさけて、さくっと読めるような内容を心がけたいと思う。

 

 とはいえ、前回の話に関連して一つだけ記事を紹介する。

衆議院法務委員会において野党推薦の参考人としてただ一人「修正協議」を訴えた橋本直子さんの記事だ。

 

押し通された「改正入管法」の舞台裏 国会参考人が問う | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) https://forbesjapan.com/articles/detail/63809

 

 記事によると修正案は「法務省と自民党による相当ハードルの高い譲歩」というような内容だったらしく、さらには、その修正案を政府与党側も飲む方向でかなり話は進んでいたとのことだ。ところが、一部の弁護士や活動家、支援団体から、「完全に無意味」「到底不十分」と、強力な圧力をうけて、一部の野党(立憲民主党の執行部、および社民党、共産党)が修正案を全面拒否し、維新の会と国民民主党からの少しの修正のみが反映され、政府与党案が自公・維・国の圧倒的賛成多数で可決されたらしい。

 一部の野党は政治で少しでも社会を良くしようということについてどのように考えているのだろうか。自分たちが信じる内輪うけの正しいことだけで、支持が得られないことはこの15年間ずっと突きつけられてきたと、僕は思うのだが、いかがだろうか。

 

 いけない。また政治の話になっている。他の話題に移ろう。

 そうだ、我らが竹中平蔵氏の記事があった。

 

竹中平蔵が絶望「文句ばかりで自分のことしか考えられない…これが今の日本人の姿なのか」金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにならない(みんかぶマガジン)

#Yahooニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/1140cb80dd34b0304b72ea12bf89faa3e27ce875?source=sns&dv=sp&mid=art05ct&date=20230619&ctg=bus&bt=tw_up 

 

 今の日本人が文句ばかりで自分のことしか考えられないのかどうかは僕にはよくわからない。多くの書籍で描かれているが、例えば白土三平のマンガ「カムイ伝」なんかを読むと、昔の日本や日本人が素晴らしいなんてとてもじゃないが思えない。そしてそれと同時に、今の日本もそんなに悪くはないと思うんだけどという感想を僕なんかは持つのだが、皆さんはどうだろうか。

 

 この国の高齢化問題は、ここ鹿屋のような過疎の地域に住んでいると、自分の目の前に存在する問題として考えることができる。

 例えばこうだ。あなたは老朽化して時代にも合わない大きな旅館やうどん屋を継いだ跡継ぎだとしよう。跡継ぎなので継ぐしかなく、さらには多くの借金も残っているし、景気も悪い。ここ鹿屋ではどこにでもある話だし、今の日本社会もこのような状態にあると言えないだろうか。

 一部の知識人は高齢者の福祉を削ったり、安楽死を認めたり、末期の医療に対して問題提起を行ったりして、炎上を繰り返している。これは、高齢者の福祉をごっそりこの国から無くすことが出来たら、今の社会問題のほとんどは解決できるのかもしれないからだ。それはきっとそうだろう。僕もそう思う。

 だが、問題はそうは出来ないことだ。年老いた先代たちを責めても借金は減らないし、景気も良くならない。そして自分たちにも、いつかは老後がやってくるのだ。

 このような状況にあって、一人の人間ができる現実的な解決は、その仕事人生において親世代にできた借金を返すことだけに終始するということだろう。暗い話だが、自分の子供がさらに跡を継いだときには、もしかしたら今より楽にはなるかもね、くらいのものだろう。

 歳をとってからのスキルアップ?リスキリング?できるわけないだろう。

 

 いかん。また、やってしまった。政治的な話は今回はなしにするのだった。どうしたもんか。なにかくだらない話はないだろうか。

 

 あ、広末涼子の不倫の話があった。

 しかし、僕はこの件についてはまったく興味がない。あるとしたら全国に8店舗も展開できる料理人の経営者になったら、広末涼子とお付き合いできるんだなってことくらいだ。いいなぁ。

 

 いや、他にもあった。

 キャンドルジュンは胡散臭い。

 「それってあなたの感想ですよね?」

 あぁそうだわ。文句あっか?

 

(※ある哲学者の発言から参考にしています。)