ベースがうどん始めた!!
『つちや、今度うちもうどん始めたから』
LINEでメッセージをもらいました。
送り主は、中学校の同級生のAです。
彼は、鹿屋の町で『グレムリン』『カノヤベース』という二つのバーを経営しています。
(2つともいい雰囲気のバーなので、是非行ってみてください!お酒も美味しいし、安いです。グレムリンはアーケードをピットに向かって歩いて、橋の手前を左に曲がった川沿いの店です。カノヤベースは、ゴーケンズバーとキーウエストに挟まれたところです。←鹿屋人しかわからない内容ですんません。)
その『カノヤベース』お酒を飲んだ〆に、うどん出すようにしたようです。
Aがメッセージを送ってきたのは、うどんを出すことを僕に了解をもらおうとか、そういうことではないです。
友人としてのちょっとした気づかいで僕に一言伝えてくれたわけです。
そんなことがあった数日後、僕は町へ飲みに行く機会がありました。
一次会でいい感じに酔っ払った僕は、最後に『カノヤベース』で一杯だけ飲んで帰ろうと思い、しっかりした千鳥足で店まで行きました。
いつものようにカウンターに一人座り、ビールを飲みながら向こうにいるAと会話を楽しんでいました。
すると、二つくらい離れた席に、一人の美女が座りました。
違った。
一人のおっさんです。
Aとも親しげに話している様子から想像するに常連さんのようです。
僕はその夜は十分飲んだし、そろそろ帰ろうかと思い、席を立つタイミングを図っていました。
すると、そのおっさんのところに、うどんが運ばれて来ました。
『あぁ、そうだった。うどんやってるって言ってたなぁ』なんて僕はそのときに思い出しました。
僕は、これでもうどんに関しては職人です。
うどんには自分なりのこだわりがあるので、友人の作るうどんは、友人だからこそ見たくないものです。
だから僕にはそれがどんなうどんなのかは、目をそらして見ないようにしていたのでわかりません。
Aに何か感想を聞かれても、いやなので僕はやはり帰ることにしました。
すると、そのうどんを食べているおっさんが言うには
『おぉ~!つちやよりうまい!!』
『おぉ~!つちやよりうまい!!』
『おぉ~!つちやよりうまい!!』
『おぉ~!つちやよりうまい!!』
と、感嘆の声を上げるではないですか!?
僕は帰るのをやめて飲みました。
その夜、僕はあれました。
飲んで、飲んで、飲まれて飲んで。
結局四時まで飲んでました。
みなさんも、カノヤベースに飲みにそしてうどんを食べに行ってください。
そして、そのときは、僕がいないか注意してほしいものです。