今回は「うどん」がテーマだったので見ました。それ以前に、番組としてとてもよかったです。
以下は番組のホームページから
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手軽な庶民の味として日本人に愛されてきたうどん。コメの国・日本は稲作を中心に語られるが、その裏で雑穀の歴史も紡がれてきた。米が満足に食べられなかった庶民は、小麦を育て、手間暇かけてうどんを作り、ささやかな贅沢を楽しんだ。五穀豊穣を祈る神への捧げものとして。僧侶の修行の中の楽しみとして。うどんは今なお日本人にとって大切な食べもの。日本人の知恵と工夫が育んだ「うどん」を通して日本の歴史を見つめ直す。
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番組の内容は、讃岐うどんの食べ歩きのマニアから(ぼくも修業中はしていました。)、早朝からオープンしている香川のうどん屋、そのほか吉田うどんや、稲庭うどんまで、全国各地のうどんを紹介していました。
特に讃岐では、文字どおり毎日うどんを食べる食文化としてだけではなく、現在でも神仏や死者にうどんを捧げており、その土地の伝統として「うどん」が息づいていることが紹介されていました。
そんななか、ぼく個人的には、最近ずっと考えている麺作りのヒントがあってうれしかったですね。
それと、番組にぼくがうどんの修業にいった店の社長が出ておられました。
ひさしぶりに社長のお元気そうなお顔を見れて、個人的に感動してしまいました。