シェフ(料理人)という人生が素晴らしい18の理由
シェフという人生が素晴らしい18の理由という面白い記事があったので、僕のコメントと共に紹介します。
料理人は昔のイメージとはかなり違うようです。
確かに、僕の聞いた話では、昔の料理人はほとんど半グレというか、ヤクザになるか料理屋の丁稚奉公に入るか、みたいな人も多かったようです。
そういった状況が完全になくなっているとは思いませんが、そういうことでは料理人という仕事に先はないし、実際いろいろなところで行き詰まり感が出てきていると思います。(人手不足や、職人不足。居酒屋のブラック企業批判も関係がないとは言えないと僕は思っています。)
昔の料理人とは違うとは思いますが、それでも大変な仕事であることには変わりありません。
シェフは他の人が休みの時に働く。灼熱のキッチンで、休憩もできない立ち仕事。集中力とスピード、それに常に完璧が求められる。切り傷や火傷はいつでも起こり得る。それでもなお、その仕事を選択した彼らは素晴らしい食事のために過酷な長時間労働に身を投じる勇気があればと願っている人々の尊敬の的である。
なぜそんなことが起こり得るのか不思議に思うのなら教えてあげよう。シェフの人生はシェフ以外の人生よりも素晴らしいからだ。たとえさまざまな困難に直面していても。いろいろな点で。
ここまでかっこいいことを僕は言えませんが、とりあえず18の理由いってみます。
1、シェフには親友がいる
食品業界で働くなら、食品業界に友達を作ることだ。彼らは時々あなたのためにとびきりのサプライズパーティーを開くような最高な人々だ。
同業者に、仕事に対する考え方や、人生の中で大切にしているところを共感できる友人がいると、頼もしく思えます。
一緒にお酒を飲んだり、ふらっとその人の店に言って話をするだけでも刺激的な体験です。
僕にはそういった友人が(年上、年下関係なく)ありがたいことに数人います。
もちろんシェフ(料理人)じゃない多くの人たちにも、それぞれ親友はいるのでしょう。
僕の友人も大半が料理人ではありません。
ただ、仕事に対する考えが合わない人とは、どうも話は合わないように思います。
この年になると(もうすぐ36歳)友人というものの意味合いが変わってきたような気がします。
2、彼らは食べたいものは何でも食べたい時に食べる
エッグ・ベネディクトが食べたいなら自分でエッグ・ベネディクトを作れるのだ。骨が簡単に外れるほど柔らかいバーベキューリブの気分なら、これも自分で作る。これはキッチンをよく知る者の大きな特権である。
これはすべての料理人に当てはまることではないですね。
まず第一に、調理場で食材を好きに料理できる料理人なんてオーナーシェフじゃない限り無理です。
まかないで自由に作れるところもあるかもしれませんが、僕が働いたところではまかないは修業でした。
味はもちろん、メニュー構成、食材のバランスなどを考えて、師匠なりオーナーシェフに食べてもらう、それはそれは胃が痛くなる毎日の苦行でした。
その分、とっても勉強になりましたが・・・。
それと、色々と好きに作る料理人はよっぽどマメな人です。
毎日の仕事のなかで、注文されるメニューを調理をしていて、それとは関係なしに何か別の料理を作るというのは、よっぽど好きじゃないとできません。
僕はそれほどマメな方ではないですが、それでもたまに色々とメニューにないものを作ったりします。
こんな感じで。
長くなりそうなので、いくつかに分けて書いていきます。
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