生うどんつちやブログ

鹿児島県鹿屋市にあるうどん屋です。

商売もわるくない。

先ほどNHKスペシャルで、世界チャンピオンになったボクサーの試合当日までの様子を密着取材した番組を放送していました。

 

プレッシャーや逃げ出したい気持ち、一人スランプにあがく様子などは、見ていて心動かされるものがありました。

 

 個人で商売をしていると、同じようなプレッシャーや心境に立たされる場面が多くあります。もちろん、世界チャンピオンになるようなすごい人とは、その重みは全然ちがうし、個人で商売をしているだけで何も考えていない人も多くいるのも事実です。

あるいは『おい。サラリーマンだってそんなことを考えながら生きてるぞ』という反論もあるかもしれません。

 

 そのボクサーは、フランクル『夜と霧』の以下のような一節を引用して

人生の意味を問うてはいけない。

人生に問われている立場であり、それに対して答えを出さなければならない。

ボクサーとして、自分の子供や人生について考えていました。

 

日々くたびれながら、なんとか商売をやっていると、人生や子供のことについて考えることはあります。

今回のボクサーに限らず、第一線で活躍している人は同じようなことを考え、言葉を残し、苦闘しています。

 商売を通じて、同じようなことを追体験できるのは、それはそれで誰にでもできることではないし、いいことではないだろうか、と最近は思ったりしています。

 

 

夜と霧 新版

夜と霧 新版

 

 

ココスできた。

ここが美味しいココスだよ!

鹿屋にもココスができましたね。生うどんつちやのすぐ近く。

ココスはたしか牛丼チェーンのすき家と同じ会社のファミレスです。

 

ほんと、もういいよ大手の飲食店は。

ここ鹿屋で外食する人数は一定でそれが増えることはないわけですから、ただの食い合いにしかなりません。これでは景気もよくなりませんよ。消費税もあがるしね。

 

ここは、抽象的にも、現実的にも他所とは違うことをしていってコアなお客さんの心をつかむような店を地道に続けていくしか生きる道はないように思います。

そんな店がどれくらいあるのかはわからないですが、僕たちの頑張りが街をつくったり、文化を守ったり、あるいは小さな共同体を守ることになると思うので、お互い節約しながら、生き抜きましょう。

ずっと使っていた肉屋が閉めた。

開業からもうすぐ10年。

よくここまできたなぁという感じですが、最近ずっとお世話になっていた肉屋が店を閉めました。

配達などない少し遠くの店でしたが、おいしいので車で走って買いに行っていました。

 

おいしい食材が手に入らないような状況になってくると、個人で手間暇かけておいしいものをつくっていこうという飲食店は、店を維持していくのが難しくなっているように思います。

 

これは食材の調達だけではなく、個人で店をやっていくということの難しさが、ここ2、3年で急にあらわになってきたように思います。

 

詳しくはまた別の機会に。

 

ちなみに、その肉屋は高齢を理由に閉店されました。

理由はいろいろです。

ブログ再開。

久しぶりのブログです。

お客さんにもチラホラ『ブログもう書かないのー?』と言われたりしているので、もういい加減書かねばと思い再開します。

 

毎日、僕は元気にしていました。店もお陰さまで忙しくしています。

 

こうしていざブログ書こうとしても、なんだか何を書いたらいいのかわかりませんね。みんなは例のことを聞きたいんでしょうけど。。。

 

この世界は、信念などなく選挙に通るためだけに党をうつる人や、家族のぶんは嘘の申告をする税務課職員、iphone でプレイするDJ 、僕の発言を逐一チェックする人まで、色々な人がいます。その多様さの前では僕のPCは沈黙してしまいます。

 

 

とは、言え。

僕は、恥ずかしいことは何一つしていませんので、別に沈黙する必要などありませんので、こうしてまたぼちぼちとブログを再開していこうと思います。

ただ単純に、店のこと、家のことでいっぱいいっぱいだっただけです。

僕もミニうどんちゃんも元気に楽しく生きております。

これからもよろしくです。