ここ鹿児島は芋焼酎のメッカです。
原料となるサツマイモも生産量は全国一位ですし、焼酎の製造量も全国一位(単式蒸留・乙類)です。
店の周りにも、大海酒造、小鹿酒造があります。
(大海のホームページはすごいですね。)
鹿児島の全家庭には、焼酎を水割り、お湯割りするための5:5とか6:4とかの目盛りがついたグラスが必ずあります。間違いありません。
そんな芋焼酎についての記事がありました。
芋焼酎王国・鹿児島 蔵に住み着く酵母、銘酒生む :日本経済新聞
最近の芋焼酎は飲みやすくなったと思いませんか?
それには理由があったようです。
風味が改善に向かったのは1990年代後半から。世界貿易機関(WTO)の協議で、ウイスキーなど海外の蒸留酒に比べ安い日本の焼酎の酒税引き上げが決まったのがきっかけだ。「売れなくなると危機感を強めた各蔵元が品質向上とブランド化を進めた」(鹿児島市の酒類卸の南九州酒販)
なるほど、確かに昔は匂いがきつく、20年前くらいは僕も苦手でした。(お酒は二十歳になってから!!)
その他、原料の選別や匂いのきつい皮を取り除いたりという企業努力で、大ブームになったようです。中には国際品評会で金賞を取るような焼酎もあるようです。
本坊酒造(鹿児島市)の芋焼酎「あらわざ桜島」が昨年夏、英国・ロンドンで開かれた酒の国際品評会「インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(IWSC)2013」で、最高賞の金賞を受賞した。約90カ国の酒類メーカーが出品したが芋焼酎での金賞は初めてだ。
独自の技術でまろやかさと上品な仕上がりになっているようです。飲んでみたいですね。今度うちの酒屋さんにあるか聞いてみます。
ただ、若者の酒離れなどで❝。日本銀行鹿児島支店が9日に発表した「焼酎業界の現状と課題」によると「10年の製造品出荷額で1260億円と県の基幹産業だが、若年層の酒離れから生産量は今後、減少傾向にある」と予測する。❞とのことでした。
そんな中、記事の最後は『森伊蔵』のプレミアムぶりで終わっていました。
未だに、人気は高く、3万円以上することも珍しくないらしいです。
生うどんつちやもいくつか焼酎はありますが、(一番雫、小鹿、佐藤・黒、萬膳、富乃宝山)『森伊蔵』はさすがに手に入りません。
庶民の皆さんは、電話での抽選に当たるしかないようです。
森伊蔵抽選の電話番号はこちら。
099ー239ー1111