生うどんつちやブログ

鹿児島県鹿屋市にあるうどん屋です。

「シラスの台地で時事語り」が一周年を迎えました。

 ぼくのシラスチャンネルについてはさきほど書きました。このチャンネルでディオンタムさんと毎月一回の時事ニュース語り番組をしているのですが、この記事ではあらためてディオンタムさんとの番組を紹介したいと思います。
 ディオンタムさんとは誰か、シラシーです。シラシーとはなにか、シラスチャンネルを視聴してい人のことを呼びます。
ディオンタムさんのX(旧Twitter)

 ディオンタムさんは米原将磨のペンネームで批評家としても活動しています。YouTubeチャンネルもお持ちなので皆さんこちらもチャンネル登録してください。

 そのディオンタムさんとぼくのシラスチャンネルでは二人が持ち寄った時事ニュースを独自の視点でランキングにして話すという番組「シラスの台地で時事語り」があります。
 「批評活動もしているディオンタム氏ならまだしも、うどん屋のおっさんがなに時事ニュース語ってんだ!?」と思ったそこのあなた!!おれもそう思う。だが、これが面白いんだなぁ。もちろんディオンタムさんの博学多才ぶりがその面白さの大半を支えているのですが、ぼくの素人まる出しの質問やゴシップネタも混ぜた番組独自のランキングが絶妙なバランスで、楽しくさらにはためになる、(自分でいうのもなんですが)とてもいい番組となっています。
 この定期番組もなんと二年目に突入いたしました。そこで今回は一周年記念として、これまでの番組をすべて再公開&ランキング10位~2位を紹介したいと思います。(番組では10位から6位までを事前に明示してます。)気になる番組がありましたら、単独購入でもいいですし、特典もある月額購入もどうぞよろしくお願いいたします。
 では一つずつ紹介していきたいと思います。

まずは記念すべき第一回の放送から
シラスの台地で時事語り!2022年9月号

10位 
スターバックスCEO、労組に対する影響力の弱体化
9位 
ウエルベック、名誉博士号授与式にて「人間にとってフィクションは欲求」発言
8位 
ユ・インシク演出・ムン・ジウォン脚本『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』
7位 
ユク・ホイ『中国における技術への問い』
6位 
オリンピックのカドカワの問題
5位 
イッセイミヤケ、ゴダール死去「著名芸術家の死」
4位 
TWICE契約更新
3位 
朝倉未来vs メイウェザー
2位 
トランプ氏を批判したリズ・チェイニー共和党議員、予備選で敗退 米ワイオミング州
1位 ?????

  

シラスの台地で時事語り#2 2022年10月号

10位 ドラマ『ドロップ・アウト』でアマンダ・シフリードが主演女優賞
9位 
食品の家計負担「年7万円増」
8位 
アイスバケツチャレンジの成果
7位 
イランでのスカーフ抗議デモ
6位 
「テロを容認するのか」抗議受け安倍氏銃撃映画上映中止
5位 
巨大テック企業のムーンショット時代の終焉
4位 
落合陽一、千葉雅也と対談
3位 
イーロン・マスク、ヒューマノイドに事業展開
2位 
反インフレ政策へと旋回した2022年(評論)
1位 ?????


シラスの台地で時事語り#3 2022年11月号

10位 ハンターハンター連載再開
9位 
「ペリフェラル~接続(コネクト)された未来~」
8位 
Netflixが日本での「アニメ製作」を減らす事情
7位 
売上40兆円、時価総額「Apple超え」の知られざる世界最強企業
6位 
イーロン・マスク氏、ツイッター従業員75%削減を計画-報道
5位 
月曜に命絶つ50代増の衝撃
4位 
親トランプの「選挙否定派」
3位 
ひろゆき氏「沖縄の未来は、誰にとっての未来なのか」
2位 
Ado、米<ゲフィン・レコード>とパートナーシップスタートで全米本格進出
1位 ?????


シラスの台地で時事語り#4 2022年12月号

10位 国際単位系の接頭語に新しい仲間
9位 
自ら動く「最小の生命体」作製に成功
8位 
店先に星条旗、早速起きた「あるまじきこと」
7位 
Twitter、文字数制限を4000字に拡張か
6位 
レジャー白書2022 公開
5位 
北京などで感染対策さらに緩和も感染者数は高止まり
4位 
サッカーW杯、日本代表の予想外の躍進
3位 
交換業大手「FTX」経営破綻 刑事事件に発展
2位 
宮台真司さん切りつけ事件
1位 ?????


シラスの台地で時事語り#5 2023年1月号

10位 もはや『紅白歌合戦』に視聴率は望めない!~次の課題は数字ではなく高齢者と若者の分断解消~
9位 
前沢友作さんの月周回旅行 「BIGBANG」メンバーら8人が同行
8位 
芋焼酎「黒霧島」など一部販売休止へ サツマイモの伝染病拡大で
7位 
In the U.S., His Site Has Been Linked to Massacres. In Japan, He’s a Star.
6位 
「Colabo」めぐる住民監査請求 経費精算が一部不当 東京都に再調査指示 監査委員 請求の大半は退ける
5位 
米国立研、核融合エネルギー投入上回る出力
4位 
「ポータブル量子コンピュータ」が発売
3位 
オゾン層、数十年後には完全回復の見通し
2位 
林眞須美さんは本当に犯人なのか?
1位 ?????


シラスの台地で時事語り#6 2023年2月号

10位 【独占】「だからつまらない」ダルビッシュ有が語るデータ野球への危機感 新たな取り組み“野球ノート”の中身
9位 
「パナ、録画用BD生産完了」から考える「録画」文化の衰退
8位 
ガーシー氏に74年ぶり招状  欠席続けば懲罰委に
7位 
廃ホテルに集う80人 「ルフィ」らの詐欺集団、被害は15億円以上
6位 
「台湾最前線ルポ「中国の意外な弱み」 #文藝春秋
5位 
国文科卒の書店員が神保町に"数学の聖地"を築くまで
4位 
【佐賀大】アトピーのかゆみ原因究明
3位 
三浦瑠璃の旦那さんの会社「トライベイキャピタル」詐欺事件
2位 
近藤麻理恵、片付けを「ちょっとあきらめた」
1位 ?????


シラスの台地で時事語り#7 2023年3月号

10位 Eテレ『いないいないばあっ!』20年出演のうーたん卒業 はるちゃんも卒業で今後は『ワンワンわんだーらんど』に出演へ
9位 
オークランド市、ランサムウェア攻撃で緊急事態宣言発令
8位 
マクドナルド、人気ラッパーの広告起用巡り一部フランチャイズが反発
7位 
「舞妓を辞めるとき“身に覚えのない確定申告書”を渡された。役所の人も『あー…』って」花街に蔓延する“グレーすぎる労働実態”
6位 
上野千鶴子、週刊誌報道への反論『婦人公論』に緊急寄稿
5位 
市立船橋バレー部顧問を逮捕
4位 
米アマゾン、週3日以上の出社義務付け 5月から
3位 
バルチザンの英雄、シモーヌ・セグワン(Simone Segouin)死去
2位 
「幸福の科学」創始者で総裁の大川隆法氏が死去
1位 ?????


シラスの台地で時事語り#8 2023年4月号

10位 円滑な緩和「出口」課題 問われる市場との対話 植田日銀総裁
9位 
「子ども欲しくない」半数 若年未婚男女、「妊活白書」
8位 
東京大学 鈴木宣弘教授から全ての国民へ緊急メッセージ
7位 
サプライチェーン要衝をゆく 台湾編(7)台湾大学名誉教授・陳添枝氏
6位 
岸田総理にテロ未遂事件
5位 
統一地方選挙
4位 
ファンに見つけられたファンタジーの底本「中世への旅 騎士と城」がリバイバルヒット
3位 
A New Proof of the Pythagorean Theorem
2位 
坂本龍一死去
1位 ?????


シラスの台地で時事語り#9 2023年5月号

10位 ネトフリ 韓国に25億ドル投資表明
9位 
「子どもの声は騒音ではない」法律で定めることも視野に政府検討
8位 
​​Metaのメタバース部門、2023年1Q売上は前年同期比51%減。
7位 
ディズニーがフロリダ州デサンティス知事を提訴
6位 
「田舎はどこもこうなんですか?」高知カフェの告発
5位 
竹中平蔵「年金の受給開始を70歳に」
4位 
火星の「核」は軽い元素が豊富な液体
3位 
脳に埋め込んだ電極で「うつ状態」から「喜びに満ちた状態」へ感情を移行させることに成功
2位 
銀座ロレックス強盗事件 不良少年グループは「闇バイト」ではなかった!
1位 ?????


シラスの台地で時事語り#10 2023年6月号

10位 吉野ヶ里遺跡の内部調査始まる 赤で塗られたような跡見つかる
9位 
米共和スコット氏が大統領選出馬を正式表明 黒人上院議員
8位 
コンビニの雑誌コーナー撤廃の動き、コロナ収束も出版不況が深刻化
7位 
今国会は重要な法案が多いのでは!?
6位 
スタートアップという蟻地獄で死にゆくザマ
5位 
3千世代かけて「単細胞だった酵母菌」を多細胞生物へ進化させることに成功!
4位 
武装ウーバー
3位 
「ダライ・ラマは小児性愛者」 中国が流した「偽情報」
2位 
脳のシワの解明に向けて
1位 ?????


シラスの台地で時事語り#11 2023年7月号

10位 トラック中継輸送でタッグ、中間点で逆方向の他社と運転手交代…空荷なくし日帰り可能に
9位 
ふるさと納税 過去最大97億円流出 世田谷区長「耐えられない」 国による制度見直し訴え
8位 
やがて消えゆく状態が熱の流れによって安定化することをシミュレーションで実証―大域熱力学が拓く新しい非平衡制御
7位 
広島 平和公園 米パールハーバー国立記念公園と「姉妹公園」に
6位 
動画配信プラットフォーム・シラス、新規配信者募集キャンペーンを実施
5位 
韓国のいじめ対策
4位 
新しいNISA職域深掘り
3位 
大規模言語モデルは相関関係から“本当の”因果関係を推定できるのか?
2位 
フランスで暴動
1位 ?????


シラスの台地で時事語り#12 2023年8月号

10位 日本人、全都道府県で減少 調査開始後初、計80万人
9位 
日本の漫画がフランスの食文化を変える─「おいしそう」を超えた「アニメ飯」の本当の力
8位 
理研、光量子計算機で「かけ算」 本年度中にも実機開発、公開へ
7位 
オウムと陰謀論
6位 
なぜツイッターを「X」に?マスク氏がスーパーアプリ実現を急ぐ理由
5位 
熱戦が続くサッカー女子W杯▽密着!選手が発信する“多様な性”
4位 
世界初観測「金属は自己修復する」Natureに掲載
3位 
動画配信サイトの赤字が止まらない中国アニメ業界の大異変
2位 
マクドナルド、近隣中学の生徒を一律「出入り禁止」
1位 ?????

 いかがでしょうか?こうしてみるとこの一年間にいろんなことがあり、中には社会に大きな衝撃を与えたニュースもあったと思います。月に一回まとめてニュースを見て、そして一年間通して並べてみると、過去に紹介したものがつながっていたりして面白いものです。
 最新号であるシラスの台地で時事語り#13 2023年9月号の配信もありました。シラスにはレビュー機能というものがあります。この番組に嬉しいレビューを頂いたのでこちらを最後に紹介したいと思います。

いろいろと限界を迎えた結果、社会に対する関心を失ったまま人生を数ヶ月過ごしていたのですが、久しぶりに視聴したこのコーナーのおかげで社会にまた興味を持てるようになりました。ありがとうございます。時事を面白く読めるようになれば社会も世界もきっとふつうに面白いですよね。

https://shirasu.io/t/namaudon/c/tsuchiya/p/20230925161927#review-aike888g

シラスの台地で時事語りだけではなく、多岐にわたる番組を配信しておりますので、よかったら生うどんつちやの「シラスの台地で生きていく。」ご覧ください。

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生うどんつちやの「シラスの台地で生きていく。」

これを読む多くの人はもうご存知なのかもしれませんが、ぼくはシラスという動画配信プラットフォームでチャンネルを持たせていただいています。
 シラスとはなにか。
 ここでシラスを開発した哲学者、批評家の東浩紀さんの言葉を引用します。

いまのネットは、みなが自分の一部を切り売りして
閲覧数を稼ぐしかなくなっています。
だからみな同じ言葉しか発せられなくなっています。
けれどもネットには別の可能性もあったはずです。
ツイッターとニコ生が民主主義を更新すると(少なくとも一部では)
信じられた時代があった。
その理想をふたたび手繰り寄せるために、
人間が人間でいられるための小さな空間を、泡のようにたくさん作りたい。
シラスはそんな願いを込めて開発しました。
シラスは広告モデルに頼りません。無料放送もしません。
だから100万人に見られても意味がありません。
いっときバズるよりも100人の心をしっかり掴む、
そんな番組を作りたい配信者と、
そんな番組を見たい観客をともに支援する
プラットフォームを目指しています。

 ぼくの言葉でいうと配信者も視聴者も顔と顔が見えるプラットフォームです。こういうと知り合いばかりの仲間内的なコミュニティ(ひと昔まえに流行ったネットサロンみたいな)と思われるかもしれませんが、それもちょっと違います。
 すべて有料(300円~)で番組は誰でも買えるので、配信者がいいと思うものを提供(配信)してそれを買う人もいれば買わない人もいる。そこには忖度も強制的な付き合いも、イデオロギー的ななれ合いもない、お互いに対等の世界があります。例えるな小さなうどん屋のように自分のこだわりで仕事をしてそれを気に入ってくれた人たちがときどき通ってくれるというものです。
 前置きが長くなって申し訳ないですが、ぼくはここでチャンネルを持って、鹿児島や鹿屋の話、料理やうどんの話にマンガや陰謀論の話、ときどき酒飲み雑談もしています。(ときどきか?)こんな全国的には無名の人間ですが、それなりに見てくれています。
 例えば、昔パチンコにはまりすぎて人生を壊しかけた人や、キャバ嬢をしている人、鹿児島でタクシー運転手をしている人、美容室を経営している人に配信中に髪を切ってもらったこともありました。さらには、日置市の市長や鹿児島市市議の方、地元で文筆活動している人などをお呼びして盛大なトークイベント大会も行いました。

 こんな素人のぼくの番組をそれなりに見てくれる理由の一つに、ぼくと同じ無名の人たちといろんなことを議論するというのがあると思っています。そこにはそれぞれの人生があり、それまで生きてきた経験からの自分なりの哲学のようなものがあります。それを楽しくお酒でも飲みながらお話してもらい、視聴者にお届けすることができれば、人はそれにお金を払って話を聞くのです。
 この文章はこのチャンネルでディオンタムさんというシラシー(シラスの視聴者のこと)と月に一回のペースで時事ニュース語りの番組をやっているんですが、これを宣伝するつもりで書き始めました。けれどそれはもういいです。このあと別に書きます。
 こんなぼくのシラスチャンネルですが、よかったらぜひご視聴ください。
ひと番組300円から視聴できます。月額購入は3000円で、「3000円たけぇ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、月額だと過去の無数の過去番組もご覧いただけます。(番組数にしては安いくらいですよ)
 そして、さらにはなんと月額特典があります。生うどんつちやでは8人前のうどんセットを送料込み4040円でお送りしているのですが、それをひと月購入で1500円割引、二か月購入で3000円割引です。(そう累計もききます。)地方発送が必要ない方は、生うどんつちやで「好きなうどんどれでも一杯無料」というのも選べます。とにかくお得です。
 
 チャンネルの購入もそうですが、生うどんつちやで公開収録という形でトークイベントも同時に開催しています。そちらにもぜひご参加ください。一緒に地元のことや文化のこと、ときにはただの酒飲み雑談でもやれたらと思っています。
 コミュニティや町おこしってそういうところからはじまるものじゃないでしょうか。

生うどんつちやの「シラスの台地で生きていく。」

shirasu.io

それってあなたの感想ですよね?

 どうも、土屋です。

 

 前回の記事をFacebookにあげたら、「個人的な感想、こんなところ(Facebook)にあげるな」というクソコメントが飛んできた。「個人的な感想で何が悪い。文句あるならまともな批判してみろ。」って思わずにはいられなかったが、確かに前回のは政治色が強かった。強かったというか、真っ政治色!っていう感じだった。

 反省はするがどんな時代も自分たちの思い込みや不満からしか、思索はうまれないはずだ。個人的な感想と聞いて思い出すのは「それってあなたの感想ですよね?」で有名なひろゆきだ。ひろゆきはついては書き出すと長くなるので、今回は書かないがこの手の批判に対しての回答は実にシンプルで、「考えや意見は、自分の感想以外になにがあるんだよ?」というものだ。(ちなみに、誰かから「それってあなたの感想ですよね?」と言われたら、「それで何が悪い?その言葉もお前の感想だろ?」って返せばいい。※1)

 

 おっと。前置きが長くなったが、今回は政治的な話題はさけて、さくっと読めるような内容を心がけたいと思う。

 

 とはいえ、前回の話に関連して一つだけ記事を紹介する。

衆議院法務委員会において野党推薦の参考人としてただ一人「修正協議」を訴えた橋本直子さんの記事だ。

 

押し通された「改正入管法」の舞台裏 国会参考人が問う | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) https://forbesjapan.com/articles/detail/63809

 

 記事によると修正案は「法務省と自民党による相当ハードルの高い譲歩」というような内容だったらしく、さらには、その修正案を政府与党側も飲む方向でかなり話は進んでいたとのことだ。ところが、一部の弁護士や活動家、支援団体から、「完全に無意味」「到底不十分」と、強力な圧力をうけて、一部の野党(立憲民主党の執行部、および社民党、共産党)が修正案を全面拒否し、維新の会と国民民主党からの少しの修正のみが反映され、政府与党案が自公・維・国の圧倒的賛成多数で可決されたらしい。

 一部の野党は政治で少しでも社会を良くしようということについてどのように考えているのだろうか。自分たちが信じる内輪うけの正しいことだけで、支持が得られないことはこの15年間ずっと突きつけられてきたと、僕は思うのだが、いかがだろうか。

 

 いけない。また政治の話になっている。他の話題に移ろう。

 そうだ、我らが竹中平蔵氏の記事があった。

 

竹中平蔵が絶望「文句ばかりで自分のことしか考えられない…これが今の日本人の姿なのか」金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにならない(みんかぶマガジン)

#Yahooニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/1140cb80dd34b0304b72ea12bf89faa3e27ce875?source=sns&dv=sp&mid=art05ct&date=20230619&ctg=bus&bt=tw_up 

 

 今の日本人が文句ばかりで自分のことしか考えられないのかどうかは僕にはよくわからない。多くの書籍で描かれているが、例えば白土三平のマンガ「カムイ伝」なんかを読むと、昔の日本や日本人が素晴らしいなんてとてもじゃないが思えない。そしてそれと同時に、今の日本もそんなに悪くはないと思うんだけどという感想を僕なんかは持つのだが、皆さんはどうだろうか。

 

 この国の高齢化問題は、ここ鹿屋のような過疎の地域に住んでいると、自分の目の前に存在する問題として考えることができる。

 例えばこうだ。あなたは老朽化して時代にも合わない大きな旅館やうどん屋を継いだ跡継ぎだとしよう。跡継ぎなので継ぐしかなく、さらには多くの借金も残っているし、景気も悪い。ここ鹿屋ではどこにでもある話だし、今の日本社会もこのような状態にあると言えないだろうか。

 一部の知識人は高齢者の福祉を削ったり、安楽死を認めたり、末期の医療に対して問題提起を行ったりして、炎上を繰り返している。これは、高齢者の福祉をごっそりこの国から無くすことが出来たら、今の社会問題のほとんどは解決できるのかもしれないからだ。それはきっとそうだろう。僕もそう思う。

 だが、問題はそうは出来ないことだ。年老いた先代たちを責めても借金は減らないし、景気も良くならない。そして自分たちにも、いつかは老後がやってくるのだ。

 このような状況にあって、一人の人間ができる現実的な解決は、その仕事人生において親世代にできた借金を返すことだけに終始するということだろう。暗い話だが、自分の子供がさらに跡を継いだときには、もしかしたら今より楽にはなるかもね、くらいのものだろう。

 歳をとってからのスキルアップ?リスキリング?できるわけないだろう。

 

 いかん。また、やってしまった。政治的な話は今回はなしにするのだった。どうしたもんか。なにかくだらない話はないだろうか。

 

 あ、広末涼子の不倫の話があった。

 しかし、僕はこの件についてはまったく興味がない。あるとしたら全国に8店舗も展開できる料理人の経営者になったら、広末涼子とお付き合いできるんだなってことくらいだ。いいなぁ。

 

 いや、他にもあった。

 キャンドルジュンは胡散臭い。

 「それってあなたの感想ですよね?」

 あぁそうだわ。文句あっか?

 

(※ある哲学者の発言から参考にしています。)



僕たちはこの街を変えることが出来ない

 会期中の国会で審議された法案には、重要なものが多いのに特に問題にもならずにすんなり決まった印象だ。

 

 まずは、マイナンバーカード。政府はデジタル施策に関する「重点計画」を閣議決定して、健康保険証や運転免許証などの各種証明書を一本化する方針だ。

 基本的に僕はこの方向性は悪くはないと思っている。その理由は、コロナ禍において給付金などが素早く必要な人に届けることができない行政の体制が露呈したと見ているからだ。この状況を改善することと、働き手が不足していくこれからの日本の社会において行政サービスの効率化は欠かせないはずだ。

 とはいえ、登録の間違いや情報漏洩にはあきれるばかりだが。

 

 もう一つは、いわゆるGX(脱炭素化)束ね法案だ。これはあまり知られていないかもしれないが、原発の60年超運転に向けた原子炉等規制法や原子力基本法の改正だ。

 東日本大震災がおこり福島の原発事故を経験したこの国の原発政策において、ここ数年で最も大きな方針転換といってもおかしくないような話だが、とくに話題にもなっていない印象だ。

 今回の改正で、原発を脱炭素に欠かせないとして積極的に推進していくつもりなのが露わになったといえる。

 

 さらに入管法だ。

 2021年に名古屋の出入国在留管理局に収容中のウィシュマさんが亡くなった。(本当に痛ましい事件であり、動画が残っているので興味がある方はご覧ください。)この国の一部の外国人に対する非人道的な行為はもっと問題になるべきだ。

 事件をうけて、入管の対応が問題となり、その年の秋の衆院解散で法案が提出されたが、廃案となっていた。その後、今国会で再提出され、難民申請中の送還を可能とすることの是非が論点となった。簡単にいうと、これまでは人権派弁護士などの尽力で、難民申請の申請中は一律に送還が停止されるという現行法の規定を「利用」して、(改正したい側は「乱用」と言っている。)難民の送還を食い止めてきた。

 あまり知られていないが、現在も難民とされている人は世界中で一億人以上いると言われている。大きな戦争があるわけでもないのになんでそんなにいるんだ?と思う人もいるだろうが、その多くは自国の政権や多数派からの、弾圧、差別から逃れるために難民となる。

 難民の認定率は日本は0.7%で、他の先進国にくらべて比較にならない低さだ。イギリス、カナダは60%以上、ドイツ、アメリカ、イタリア、フランスなども2.30%だ。このことはずっと国際的な批判の対象になっているが、一向に改善しない。

 ドイツは年間100万人以上の難民を受け入れており、他の国でも年間10万から50万人受け入れている。日本は去年で200人あまりだ。(例年は40人くらいだからこれでもがんばったのかもしれないが。)日本にくる難民だけが「質」が悪いはずがない。日本もいちおう先進国として人道的な責任があると思うのだが、なぜかそうはならない。

 いちおう記しておくが、この話は難民であり、移民ではないので間違いなく。過去に海外でのインタビューで安倍元首相が勘違いして、質問に答えていたこともあった。

 

ウィシュマさん死亡直前の映像入手 衰弱し指先が冷たくなり…

https://youtu.be/F3Uu-b4ndGs



 ここまででもおなかいっぱいの状態だが、次はLGBT理解増進法案だ。いわゆる理念法なので罰則規定などないし、いまこれを書いている時点で成立するかは未定だが、この法案にも深刻な問題がある。それはなにか。

 問題点は明確で、この法案は野党の反対にあい修正を余儀なくされていた状況だったが、そこに日本維新の会、国民民主両党が修正案を提出した。これが問題だ。

 修正案には『法律に定める措置の実施等に当たっては、性的指向又はジェンダーアイデンティティにかかわらず、全ての国民が安心して生活することができることとなるよう、留意するものとする。この場合において、政府は、その運用に必要な指針を策定するものとする。』という文言が入ることになった。これは簡単にいうと、LGBTの人たちは多くのそのほか大勢に迷惑をかけないように行動をしなさいということだ。

 LGBTへの理解を広げるための法律でなんでこんなことになるのか、まったく意味不明だが、そうなってしまった。怒りを通り越して、さらにはあきれるのも通り越して、笑ってしまう。この法案を良いと思っている人たちが多くいるのも理解しているが、そんなことを言い出したらどんな差別もなくならない。

 ここ鹿屋でもハンセン病の療育施設があるので資料館に見学に行ってほしい。僕たち人間は差別を理由にどれだけ非人道的なことをしてしまう生き物なのかを知ることができる。差別をなくすようにこの社会はこれまでやってきた。そのことを思い出してもらいたい。(いつ誰が少数派になってしまうかわかんないんだよ。自由がよくない?)

 公共浴場やトイレのことで懸念をお持ちの人もいると思うが、それらについては僕たちは社会全体としてこれらのサービスを維持しないといけないので、何か問題があれば個別に対応していけばいいはずだ。僕はこれらのサービスがLGBTへの配慮を理由に、大きな変化を強いられるとは思わない。このことについては以前、参政党の議員や支持者と議論したトークイベントがあるので興味ある方はご覧ください。

 

参政党は陰謀論なのか!?

https://shirasu.io/t/namaudon/c/tsuchiya/p/20230509221454

 

 最後に防衛費増額の問題だ。まだあるのか?という感じだろうが、特に大きな議論にもならずに財源確保にむけて議論が進んでいる。僕は防衛費を増額すること自体に反対ではない。この国の防衛についていわゆるリベラル側が正面から議論してこなかったことが問題だと思っている。とはいえ、特に議論や審議もなく大きな方針転換をすることはやはり深刻な問題だと思っている。

 なぜここまで強引に話をすすめるのだろうか。与党はここ数年どう見ても盤石な状況だ。それなのに、今の政治は議論とか関係なく、やりたいようにやるんだというようなある種の投げやり感のようなものを感じるのは僕だけだろうか。

 この投げやり感は政府与党の態度だけではない。維新や参政党の躍進にくらべて立憲の不甲斐なさ、マスコミの報道などにも「もう何をやっても無駄だ」というようなある種の諦めを感じる。将来は暗い。明るい話などどこにもなく、こんなことをぐちぐち言ってもなにも変わらない。誰も聞いていない。そんな感じだ。

 四の五の言わずに俺についてこい。というやつを僕たちは待ち望んでいるのかもしれない。維新の躍進もこういう見方ができるのかもしれない。

 

 そう、僕たちはこの街を変えることが出来ないのだ。

 これが落ち目の社会というものなのかもしれない。そして、そういうやけっぱちな行動は、のちのち後悔しか生まないはずだが、どうだろうか。





 いきなりなんだと思われるかもしれないが、最近のこの国の政治についてコラムを書いた。

 僕はうどん屋をしながら、こういう活動もしていたのだが、なんだか恥ずかしいし、人はうどん屋に職人的なものを期待するもので、「うどん屋だけやっとけ」と怒られたりする。そこで、こっそりやっていたのですが、もちろん知ってる人も多いだろうし、そもそもSNSでは発表しているので、もう開き直って堂々と店のHPにもこういう文章も載せていこうと思う。うどんの話も時々は書くのでお許しいただけたらと思う。

ChatGPTは12歳未満禁止にすべきか?

ニュースピックスの【特別版】ChatGPTは12歳未満禁止にすべきか?

https://newspicks.com/movie-series/10?from=%2Fprograms&movieId=2593

ここでの議論は、東京大学理科三類に現役合格させた佐藤さんが出演した。佐藤さんはチャットGPTの利用について

「教育で使うなら、12歳までと、中高と大学、一般人と分けないとダメ。12歳までは完全隔離にしてほしい。触っちゃいけない。今までどおりアナログで育てて、タブレットなんか全部捨ててほしいんですよ」

 

以下はニュースピックスでの発言の一部。

さとママはどうやら、どんなものか分かってなくて、漠然と危機感を持っている。それとGPTを使うと勉強する時間が減るよねくらいの話をしているような気がしてきた。

使いすぎると問題だと。

 

ひろゆき

「それは金持ちの理論。貧乏な家の子がネットとタブレットで自分の好きなことを勉強できる。あるいは、アメリカの障碍者で舌打ちして音の反響で空間を認識している人がいるが、それと同じことをAIにさせたら障がい者には助かる。つまりは、AIは弱者を救済する使い方もできる。」

「五体満足で金もある人が、GPTを禁止しようぜ」っていうのはどうかと思う。

 

茂木

「AI研究者の50%はAIの発展で人類が滅びる可能性が10%はあると言っている。」

 

 
内容は各自見てもらえたらいいのですが、ぼくとしてもシラスの配信で紹介しています。良かったらみてね。

NAMAUDON

「幸せの味、それはここに存在します。 生うどんつちやでは、一杯のうどんから感じる「辛さ」と「幸せ」の違いが塩一粒であることをご体験いただけます。 辛さを乗り越えた先に、確かな幸せが待っています。

あなたの食卓に、新しい幸せの形を届けます。それが、我々「生うどんつちや」の使命です。

 

IF YOU WANT TO BE HAPPY, EAT.

 

まさに、あなたの食生活を再構築する愛のうどん屋、それが「生うどんつちや」。我々は常にあなたとともに、一杯のうどんとともにあります。 生うどんつちや」

 

Nutritiousness
Authenticity
Mastery
Artistry
Udon
Dedication
Originality
Nutritiousness

 

「子育て」と「AI」

おはようございます。

今日もブログを書く。テーマは「子育て」と「AI」。

僕はご存じの通りうどん屋を経営している。小さな店なのでスタッフの協力をもらいながら粉にまみれ、汗をかきつつ、いつも動き回ってうどんを作っている。
そんな僕の姿をずっと見ていた子供は、いつの間にか店の手伝いを始めた。そしてその働きぶりは、親バカと言われるかもしれないが近所で評判になるくらい立派だ。まだ小学生なのに。
誤解があるといけないのでいちおう言っておくが、もちろん子供が働くのは学校が休みのときだ。しかも強制はもちろん、お願いしているわけでもなくなぜか子供は店で働く。友達がいないことはないのだが、どうやら遊びより店で僕や他のスタッフたちと共に働くのがなにより楽しいらしい。
彼の接客は(これまた親バカと言われるだろうが)、かなりちゃんとしている。僕も驚いているし、正直ちょっと引いている。先日は、他のスタッフが(もちろん大人だ)少しミスをしたら、「大変申し訳ございません。入ったばかりの新人でして、お許しください。」と自然と口にしていた。


こういうと人は、「ほんとはいろいろと教えてるんでしょ?」と言うかもしれない。あるは「しっかりしつけに気を付けて子供を育ててきたんでしょ?」と思うかもしれない。でも、そんなことは一切ない。(自慢できる話ではないが・・。)子供も自由だが、僕も自由だ。たまに「自由すぎるかな?」って思うくらいだ・・・。


いま世間で話題なのはAI、チャットGPTだ。僕も最近使い始めて、個人的にはそれなりに面白く感じている。
そんな中で、僕は「さとママ」という、東大に四人の子供を送り込んだという女性の話を聞く機会があった。彼女は子供の教育にAIを使うことに否定的で、12歳までの使用を禁止すべきだと主張していた。


僕はその考えには賛同できなかったが、話を聞いていて思ったことがある。彼女は親が子供を良い方向に導くことができると信じているんだな、ということだ。
「さとママ」は子供全員を東大にいれて、医者にしたらしい。
うちの子供もいつか行きたいと言うのかもしれない。東大を出た友人知人が何人かいるし、医者もいる。
聞けば誰でも東大や医者の道が拓けるわけじゃないだろうが、その人たちはきっと勉強法やどんな子供時代を過ごしたのかと相談をしたら親身になって答えてくれると思う。それだけじゃない。自慢話に聞こえそうなので具体例ははぶくが、憧れるようなさまざまな仕事で活躍している人に話を聞くくらいならできるような気もする。

多くの親は自分の子供に幸せになってほしいし、将来について子供が選んだ道を着実にそして後悔なく進んでいってほしいと思っていると思う。僕だってそうだ。
僕ができるのはその旅路をサポートするため、何かあれば喜んで手を差し伸べることくらいだと思っている。

子供の将来の可能性は無限にあり、きっと夢はかなう。などとよく言われている。
別に嘘とは思わないが、そんなに話は単純なものだろうか。

 

確かに将来の可能性は無限だ。
だが、本当にそうなのか。
僕の子供は東大はもちろん、さまざまな魅力ある仕事や生き方に興味をもつような兆しはまったくない。恵まれているとかいないとか関係なく、ある種の「生まれの限界」がそこにはあるのだと思う。僕の子供に「色んな道があるんだよ。」と話してもろくに聞かずに僕がつくったおにぎりを美味しそうに食べて「こうじ天才!!」と喜んでるのが現実だ。(子供は僕のことを名前で呼ぶ。自由すぎる。)

確かにうまい。それはおれもわかってる。

 

話を戻すと、いまのところ子供は将来うどん屋を継ぎたいらしい。
僕としては(うどん屋かぁ~。それでいいのかよ・・・)と思う。
もちろん誰しも将来はわからない。だからこんなことを考えても何の意味もないんだろう。

もうそろそろこのとりとめのないブログも終わる。
僕は子供が将来どんな生き方をしてもいいと思っている。そのうえで幸せになってほしいと思っている。それは絶えず僕の心の中にある。
そして、子供が大人になって「あ、そもそも限界があったんだな」と気づいたときでも、それでも、そこからでも、幸せを感じるような人生を歩んでほしいと心から思っている。

 

 

 


というような話を多分今夜の深夜にシラスで話します。(宣伝かよ。)