昨今のブラック企業批判で常に名前があがる居酒屋の和民。
ここの店長が『うちはブラックなんかじゃない』と反論しています。(少し前の記事ですが)
35歳店長が反論「ワタミはブラックじゃない」 | 日刊SPA!
報道があまりに一方的過ぎ。外食なんて基本どこもクソ忙しいし、きつい仕事でしょ。その枠で考えれば、ワタミはものすごく優しい会社ですよ。
これは僕もそう思います。
僕もいくつかの飲食店で働いてきましたが、福利厚生がしっかりしているところなんて一つもなかったです。
いま騒がれている文脈で言えば、飲食店はどこもブラックですよ。
本当に労働時間は長いんですね。
ワタミの業務が長時間労働であるのは公然の事実。元木氏も平日で14時間、土日祝日となれば16時間は店に出る。
ただ、創業者のキャラクターや一部の社員の陶酔だけで、あそこまで大きな会社になるはずがないんですよね。
当たり前ですが、いい仕事をして、一生懸命働く。その結果のはずです。
飲食事業におけるワタミの教えは、本当に素晴らしいと思う。“ワタミらしさ”と社員が呼ぶ、ある種の哲学ですね。これを学ぶために働いている面もあります
立地が良くないのに売り上げが異常にいい店がたまにありますが、例外なくワタミらしい。ワタミらしくあることが、飲食で繁盛する必勝法なんです。将来自分の店を持つとき、必ず役に立つ。給料をもらいながら、教育を受けさせてもらってると考えてます。
これは、創業者の渡邊氏の本にも書かれています。

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精神論や、きれいな言葉を並べただけのものではないです。
飲食店をしている人は、一度読んでみる価値はあると思います。