4月の5日(土),6日(日)は臨時休業です。
13日(日)は15時までの営業となります。
二つのブログを読んで
他のブログを読んでちょっと思ったことを書きます。
まず、第一のブログ。
意識高い(笑)と小馬鹿にしてる人に哀れみを感じる。 - 拝徳
このブログのなかで
という記事が紹介されています。
それに対して、筆者は『そうだよね。』とハラオチしていて、それと同時にそういう「意識高い」ことに対して、揶揄したりバカにしたりしている人々は、”どうなんだろう?”という内容です。
次は、先のブログでも紹介されている本『あ、やりがいとかいらないで、とりあえず残業代ください。』の著者のブログです。
第二のブログ。
意識が高くても別にいいんですよ、それを他人に押し付けなければ。 - 脱社畜ブログ
内容は先のブログに対して、揶揄されたり、馬鹿にされるのには理由があって、それは
「意識高い系(笑)」と言われてしまう人は、意識だけは高いのに、それに結果がさっぱり伴っていないからバカにされるのだ。
ということでした。
また、本の著者として何を伝えたかったのかというと以下のように書いています。
別に、「やりがい」を求めて働く人がいてもいいと思う。どんな価値観で働こうと、それは人の勝手だ。ただ、同じぐらい「やりがい」を求めないで働く自由もあっていい。そして、そういう価値観の違いを超えたルールとして、「契約」があり「法律」がある。どんな価値観で働くにせよ、このルールは守らなければならない。そういう「あたりまえ」のことを僕は言いたかったのだ。
さらに、
一番大切なことは「押し付けない」ことだと思う。それが結果的に、「誰もが生きやすい」世の中作りの基礎になる。
という内容でした。
僕がおもったこと。
第二のブログと本の著者である人は、決して意識高く働くことを否定はしていないわけで、おっしゃるとおりそんなもの個人の自由です。
第一のブログで言うところの、“意識高いとバカにするやつら”が本当にいたとして、そいつらは、それが“仕事”だからバカにするのか?
違うと思います。
それは仕事じゃなくても、「趣味のゴルフ」だろうが、「育児」だろうが、「好きなレコード」だろうが、バカにするやつはするんです。
馬鹿にすると言っても、色々なレベルがあるでしょう。
誰だって飲みの席や気心のしれた友人との馬鹿話で、そこにいない人を肴に盛り上がることはあるはずです。
それをバカにしていると言うのであればしてるし、そんなこと僕にだってあります。
僕は意識高いです。
僕は修業に行って、自分で店を出したいと思って働いてきました。
修業ですから、働いているときは、それはそれは「意識高か」ったです(笑)
厨房に片付けで戻ってきた皿の残り物を味見したり、鍋底のソースを指ですくって舐めるなんて当たり前のようにしてました。
知識や技術を身に付けないといけないわけですから、当たり前です。
このような「意識高さ」というのは、企業側に搾取されやすいというような問題もあるのかもしれません。
たしかに当時は給料はおそろしく少なかったし、残業代がどうのなんて考えたこともありませんでした。
修業ってそいうものだと思っていました。
店をしてからも、自分で言うのもなんですが、「意識高い」方だと思います。
こういうことを店のブログで長々と書くこと事態が「意識高い」ということなんでしょうね。
よくわからないですけど。
バカにされるのはわかってるよ
僕のように独り熱くなったりすることがカッコ悪いとか、ダサいとか言うような雰囲気があるのも理解しています。
反論されたり、槍玉にあげられたりしたら凹むので、そうではなく嘲笑したり、クールに最小の言葉数で、的確につっこむのがカッコイイというのも知ってます。
そんなことができないので、面白がってネタにしたりするのです。
(そこらへんは、当記事のタイトルに反映されています。すんません。)
けれど、誰かにバカにされるってネット、リアル関係なく誰にでも起こることですよね。
どんなにすばらしいことしてても、影で何かぶつぶつ言う人はいなくなることはありません。(中には、本人の前ではいいね!いいね!言ってる人が、いないところでぶつぶつ言ってたりします。)
みなさんも自分の周りにそういうことってあるはずです。
悪口を目の前で言うやつはいない。
そんな中、ここで言う「意識高く」仕事をしている人に僕なりにアドバイスするとすれば、過去の記事丸亀製麺のカビとか、ネットとかについて - 〔生うどんつちや〕 社長の日誌でも書いたのですが、バカにされたりすることは、
はっきり言います。
なくなりません。
ただ、こういう見方もできます。
僕はもう6年商売をしていますが、店にきて僕の目の前でなにか悪口を言ってきた人は一人もいません。
悪口を目の前でいうやつはいません。そんなものです。
そうであるならば、疑心暗鬼にならず気にせず強くあるか。
そのようなことが書かれていたり、言われていたりするところに近寄らないようにするしかないと思います。
結果って何だろう?
「意識高い系(笑)」と言われてしまう人は、意識だけは高いのに、それに結果がさっぱり伴っていないからバカにされるのだ。
結果を出していないからバカにされるということですが、結果って何だろう?
僕は田舎でうどん屋してますが、店を出したことで結果となるのか?
あるいは、個人の飲食店ではそれなりに売上をあげている方だと思いますが、それが結果なのか?
確かに、『若いのに自分で店始めるなんて、すごいね』とか『あんな立地の悪いところでやってるのに、県外や有名人たちも食べに来るなんて、すごいね』とか言ってくれる人もいます。
それらが結果なのかもしれませんが、僕としてはまだまだ結果を出してるとは到底思えていません。
そもそも、『結果を出してる』と自分で言っている奴ってちょっとどうなの?って思ってしまいますね。(そんなやついるのかな?)
以前、クローズアップ現代『ポエム』特集で、居酒屋甲子園を見て思ったこと。 - 〔生うどんつちや〕 社長の日誌という記事を書きました。
そこで、以下のように書いています。
一人ひとりが目的意識が違うし、それでいいと思うので、僕から何か言えるようなアドバイスはないのです。
それでも個人的にアドバイスを求められたら、 『どうも、くだらないなぁ』とか、『今の環境を変えたいなぁ』と思うのだったら、思い切って行動するしかないですよ!
上を見たらきりがないし、下を見てもきりがないです。
自分で考えて、自分で決めて、自分で行動するしかないと思います。

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。
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