※26日(火)まで休業中です!!
しばらく休業しているので、その間ふだんは書かないようなことを書いてみます。
修業中の思い出について。
僕は、学校を卒業してすぐに香川県のうどん屋に修業にいきました。
香川県琴平にある『こんぴらうどん』です。
住み込みの修業で一年半ほどいました。
こんぴらうどんは工場があるくらいとても大きなうどん屋で、朝7時から製麺の工場に行きます。
朝のうどんの仕込みを終えて、朝食にうどんを食べ、店の方に向かいます。
店は金毘羅さんの参道ぞいにあり、観光客でいっぱいの店でした。
その店で、うどんについて学びました。
週一回の休みの日には香川県中の美味しいと言われているうどん屋を巡りました。
香川県は小さい県土で、三万円で買った中古の原付に乗って県内どこまでも行っていました。
そこには、ありとあらゆる種類のうどん屋が存在していました。
いくつかびっくりするようなうどん屋もありました。
お婆さんが一人でやっているようなうどん屋(しかも行列)、100円で食べられる製麺所、釜玉だけで大行列になっているうどん屋などなど
うどんをそれまでほとんど食べたことのない当時の僕にとってはどれも新鮮でした。
中には本当に美味しいうどん屋もいくつかありました。
ただ僕は香川県のうどんをいくつも食べて、ひとつの疑問も持つようになりました。
『ここ香川のうどん屋をそのまま鹿児島に持っていけばそれでいいのか?』と。
(つづく。。。)