一人前になるのに10年かかると言われる料理の世界。
特に寿司は、修業も厳しく、時間もかかるといわれています。
そんな寿司の世界で修業一年未満の職人たちがミシュランで星を獲得したそうです。
ようは、料理学校のカリキュラムの一環で実際に寿司屋を営業しているようです。
中には、前職は営業マンの男性が、飲食人大学で3ヶ月、現場で即戦力として使える調理技術を徹底的に学び、今回のグランプリで堂々の優勝を勝ち取ったという。
古くからの料理人たちは、そんなもの本当に一人前になるんか!という声が聞こえてきそうですが、これが一つの現実で、これからもこのような流れは変わらないと思います。
このやり方ですべてうまくいくとは思わないけど、今まで真剣に後進のことを考えてこなかった料理界の問題や怠惰からこのようなことになったともいえると思います。