三連休も恐ろしく忙しかったです。
三日とも、100人を超える、なまうどんどっとこむでした。
多くのご来店ありがとうございました。
うちが多かったと言っても上には上がいます。
この三連休で、先日のNHKプロフェッショナルに出ていた『もり家』はすごいことになっていたことでしょう。
それこそ一日に1000人以上は入っていたのでは?と、想像します。
なんと言っても、NHKのプロフェッショナルですからね。うどん職人がNHKプロフェッショナルに出るなんて、それこそうどん史上初の快挙です。
僕も、もちろん見ました。
出汁やトッピングのことは番組内で一切触れられていなかったのは、少し気になりましたが、すごい人がいるもんだ。これは、食べに行きたい!!と思っていました。
森田真司(2015年4月13日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
うどん王国・香川で、屈指の実力を持つうどん職人・森田真司(49)。森田の打つうどんは、ある独特の形状をしている。麺の外側が膨らみ、角が立つのだ。そうした形状の麺は「エッジが立っている」と呼ばれ、香川では、“極上のコシ”を持つ証として珍重される。この“極上のコシ”を求め、森田の店には年15万人のお客が押し寄せる。
“エッジ”ができる理由は諸説あるが、うどんの中のたんぱく質「グルテン」と関係があると言われる。グルテンの網目がきめ細かいと、ゆでるときに水分がゆっくり浸みこむため、外側ほど膨らみ、角が立つ形になるという。角が立った麺は、外側はモチモチ、内側にはシコシコ感が残っている証拠。この食感の差が、噛んだときコシとして感じられると言われている。
そして、番組で紹介されていたのは、うどん史上に燦然と輝く、森田真司氏の名言。
『うどんは85点、あとは真心!!』
(以下エコー)
真心!!
真心!
真心。
まさに讃岐の森田真司。
それはつまり香川県の森田真司。いや、これは、香川の真司!そう彼こそが香川真司!!
で、もちろん先日の香川旅行でも行ってきました。『もり家』
店内はこんな感じです。
麺がこだわりということで、ここはしょうゆうどんの冷たいの。それと、ざるうどん。
そして、うわさの麺。
おぉぉ!!!確かに、エッジが立ってる麺!!
こ、これは期待できる!!!
いただきます!!
・・・。
・・。
・。
普通。
というか、期待はずれ。
なんていうか、麺が硬い。
ゆがきが足りないというより、足踏みが足りない感じで、粘りも弾力もなかったです。
番組で怒られてたお兄さんが一人一生懸命、釜も盛り付けもやっていましたが、香川真司さん、いや森田真司さんが厨房にいたら変わっていたのでしょうか?
お客さんが入るのをみて、ゆがいていたので湯がきたてではあったんですけど・・・。
出汁は、だし醤油もざるのつけダシも化学調味料たっぷりで、予想通りの残念さでしたが、まさか麺が期待はずれとは・・・。
期待はずれとは、言い過ぎですね。
普通です。
もう、どっちでもいいです。
そもそも、エッジが立ってるかどうかが麺の美味しさに関係あるなんて、聞いたこと僕はないです。
麺の、ぐるぐるなってるのは聞いたことあります。(ここはうどん屋しかわからないですね。)
えぇ~~~い!!
こうなりゃ、僕もいつかはプロフェッショナルに将来出ることもあるかも?と、頭の隅っこに思っていて、これまで自重していましたが、それも全部かなぐり捨てて、これから言います!!
うどんは85点、あとは真心?
いいか!
意識された真心なんて、その時点で真心じゃねぇ!!!
もし、俺がプロフェッショナルで聞かれたら、こう答えます!
『うどんは85点、あとは真心ブラザーズ』と。
とか言いながら、ちゃっかり記念撮影。
あと、ミニうどんちゃんが始めて一人でおしっこ行けました。
もり家、いい店!!!
ありがとう!もり家。
もう、なんだか、讃岐うどんが分からなくなってきました・・・。