生うどんつちやブログ

鹿児島県鹿屋市にあるうどん屋です。

『愛妻の日』に、夫婦で商売をすることについて書いてみます。

今日は1月31日。

今日も、何だかんだ言って忙しかったです。ありがとうございます。

ホームページは何だか乗っ取られておかしなことになっていますが、ブログを書いてみます。

 

 

早いもので、1月ももう終わります。

フランスでテロがあって、その後日本人が拉致された一月となりましたが、僕たちはどうしても身近なことにしか関心は向かずに、こうして1月が行ってしまいます。

 

今日は『愛妻の日』らしいです。

愛妻という言葉は存在するのに愛夫という言葉は存在しない | KEITAORIGINAL

昔、こんなブログも書いたことがあります。

うどん屋が教える夫婦円満の秘訣 - 〔生うどんつちや〕なまうどんくん日誌

 

今読み返しても、ひどい内容ですね。けど、一つの真理をついているような気もするのですが、そう言うとまた怒られそうですね。

僕が愛妻家なのかどうかは、他人が決めることなので(というか、ほのぼのおかみが!)僕にはわかりません。たぶん、『んなわけないでしょ!!あんたが愛妻家なら、わたしはアイアイサーだから!!』って、あまりの怒りに意味分かんないことを叫ばれるでしょう。

だから、たぶん僕は愛妻家ではないです。

 

なので、愛妻家についてのことは書けそうにないので、夫婦で商売をするということについて書きたいと思います。

僕は、結婚するまで夫婦で一緒に働くなんて考えてもいませんでした。考えていなかったというより、『もし結婚しても、妻とは一緒に働きたくない。』と思っていたくらいです。

それが、色々あって(というか、一度店が潰れかけ)からその後、売上も順調に回復してからのこの一年くらいの人手不足もあり、現在はほぼ毎日一緒に店に出ています。

その状況にほのぼのおかみは、納得していない部分もあると思います。例えば、ずっと一緒にいることの息が詰まる感。旦那の僕に仕事上、指図される嫌悪感。僕の面白くないギャグからくる悪寒。

こう書くと、嫌なことばかりですが、そんなことばかりでも無いはずです。

僕達夫婦の店なので、僕達の都合で休みなど、色々と自由がききます。僕としても店の相談もしやすいです。お互いに上司がいないので、仕事中もお客さんがいないときなどは楽しく話もできます。保育園から子供を連れてきて店でみんなで家族団らんもできます。ほのぼのおかみからしても、何か不満があってもいう相手が僕なので、なんでも(ときにはかなり辛辣に)好き勝手言えます。ほのぼのおかみに買い出しを頼んだら、必ず途中でこっそりたこ焼きも買っています。(前歯に青のり付けて帰ってきます。)

あと、経営的にもやはり夫婦で働くのほうが何かと助かります。

ランチの忙しい時間帯が終わって、店でゆっくりご飯を食べているときに急にお客さんが入って来た時などに、ほのぼのおかみがいると当たり前ですが、働いてくれます。これが、アルバイトの人だと、一度あがったスタッフにお願いするわけにもいきません。あと飲食店特有なのかもしれませんが、夫婦で経営していると実生活のコストもあまりかからずに、そこそこの売上で、そこそこの生活ができます。

 

僕の印象としては、年間売上2、3000万くらいまでは、夫婦で経営したほうが何かといい面が多いように思います。

 

ただ、リスクもあります。

それはやはり夫婦仲がそのまま仕事のモチベーションや疲労感に直結することです。

仲がいいときはいいのですが、そうじゃないときは、それはそれは大変です。

少しでもそのリスクを下げるためには、仲良くいないといけません。その一つのコツは、妻の言うとおりにするということです。例えば、ほのぼのおかみがカフェメニューをしたいと言った時も(ぜったいにうまくいかない。)と内心思っていましたが、やらせました。案の定、メニューから消えました。雑貨販売もそうです。ほのぼのおかみが言い出したことで、これはうまくいかせたいと僕も色々と考えていますが、仕入れとかは全てほのぼのおかみが好きにしています。あと浮気をしないということも大事です。(当たり前か?)

結論から言うと、商売を夫婦でやるのならば基本的に妻がしたいようにさせる。

絶対にこれはほのぼのおかみは納得しないでしょうが、僕はここだけの話、基本的に仕事でも家でも、ほのぼのおかみが言うことには何を言われても『アイアイサー!!』と答えています。

そんだけで、夫婦仲が良くなるわけじゃないのが難しいところなんですが。。。