読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

生うどんつちやブログ

鹿児島県鹿屋市にあるうどん屋です。

テレビ局からうどん屋の相談がきて考えたこと。

先日、東京の某テレビ局から電話での問い合わせがありました。

詳細は書きませんが、あるうどん屋がどうも売り上げが伸びないので、相談にのってほしいというような内容でした。

どうも売上が伸びない?

(うちもです。)

と、思いながらも、少し考えてみたことをまとめてみました。

生うどんつちや

 

先日はお問い合わせありがとうございました。
少しはお役に立てたでしょうか?

その後、私としても○○さんのうどん屋に何かアドバイスなり手助けなりが出来るか考えてみました。


≪何をできるか?≫
お電話では『夜の売上を伸ばしたい』とのことだったですが、僕も苦労しています。

一品を増やしたり、酒を増やしたり。
ブログにあるように色々やってきました。
しかし、大きく改善できるわけじゃありません。

やる意味がないとは言いませんが、それほど効果はないのが現実です。
やはりお客さんは『うどん屋』としてみているので、なかなか飲みに来てくれたりはしません。

売上を伸ばす、一番の効果はやはりうどんを美味しくすることです。

うどん屋なので、うどんを良くするしかないと思います。
僕はこの小さい町でうどん専門店をして、自分で言うのもなんですが、それなりに繁盛していました。
そこに(詳しくは後述しますが)丸亀製麺、伊予製麺が来てやはり売上が落ちました。
色々悩みましたし、それこそ潰れる寸前までいきました。
その時に僕がしたことは、うどんを『よりこだわる』『より突き詰める』ということです。
香川から粉を取り寄せて、北海道から昆布を取り寄せ、安売りのうどんでは出来ないことを始めました。
むしろ、原価が上がって原価率としては厳しくなりましたが、完璧とは言えないまでも、以前よりうまくなったとおもってます。
さらに、セルフのうどん屋では出来ないような定食や手の込んだ季節限定のうどんや一品メニューを増やしました。

そういうあれこれを地道にやった結果、お客さんは戻ってきました。
そして今では、地方の小さなうどん屋ですが、それなり売り上げはいいのではと思っています。


≪番組として考えると。≫
番組として考えると、このようにちょっと身も蓋もない、地味なことなので、うまくストーリーができあがるか私にはわかりません。
何か新しいメニューを一緒に考えたりしてもいいのかもしれませんが、僕みたいな無名の職人ではストーリーができないのでは?と思うところです。

それでも私にできることを考えてみると。

一つは、麺の作り方を教える。(たぶん、○○さんの店はどこかから取り寄せていると思います。違ったらごめんなさい。)
お電話で話した通り、麺の作り方は教えてもいいです。
ただし、そうなると○○さんの店で麺を作るスペースがあるか?という問題が出てきます。
個人的には、自家製麺がおいしくなる一歩だと思っていますので、やった方がいいと思いますが、○○さんが決めることです。
それに、もしそうしても、やはり、ここ鹿児島で全国的には無名のうどん職人が教えても番組的にどうなんだろう?という感じはします。

もう一つは。
完全に生うどんつちやのやり方を教える。
私のうどん屋は、自分で言うのもはばかれますが、こだわっている方だと思います。
○○さんが気に入れば、出来る限りのことは教えてもいいです。
しかし、飲食店はそこで厨房に立つ職人次第みたいなところがあるので、なかなかうまくいかないのが現実です。
名だたる料理人が本をレシピ本を出しているけど、それを読んだだけで店が出来ないのと同じです。

例えば、生うどんつちやのかしわ天とか大人の卵かけご飯とかを教えたとして、これもうちの出汁があってのことですから・・・。

もう一つは。
生うどんつちやでしばらく修行をする。
うちは構いませんが、長期間出来ないでしょうから、それほど効果があるかというのがあります。

もう一つは。
○○さんの店のコンセプトを変える 
例えば、釜たま専門店。
私は、鹿児島枕崎の鰹節を使って自家製のだし醤油を作っています。
これを使っての専門店は面白いような気がします。
まぁ、これもお互いの条件や、○○さんのお考えがあるでしょうから、短期間でそこまで進めるのは難しいのが現実だと思いますが・・・。

以上が先日お電話でお話して、考えたことです。
何かしらの参考になればいいのですが。

 

僕も人の心配してる場合じゃないんだけどなぁ~~。

ふむ。