山本太郎さんの講演があったので行ってきました。
『子供の被爆量
年間1ミリシーベルト(ms)だったのが、震災後20msになった。
この20msという数字はどういう数字なのかというと、その四分の一の5msは原発事業従事者が年間の許容量』だそうです。
1msのままなら、パニックになって事態を収拾できないという判断かもしれませんが、信じられないですね。
『今後は原子力規制委員会の田中俊一氏の人事がどうなるかを注目しないといけない。』
『福島大学で話をしようとすると先生は出てこない。許可しない。』
『権力というものは、常に見続けなければならない。』
そして、ここは意外というか、安心したというか、
『選挙で世の中を変えるしかない。』ということでした。
(個人的にはその政策的な受け皿となる政治家や政党が本当に存在するのか疑問ですが)
ドイツの市民運動の様子の映像を流し、イデオロギーではない横のつながりが必要とのことでした。
ぼくもそう思います。
最後に質疑応答があったので、挙手して質問しました。(余談ですが、これで、芸能人と口をきいたのは、修業中に、森進一に生で食べられるような和牛のモモ肉を『この肉、かたい。かたい。噛めないよ。』と言われ、日ごろどんな肉食ってんだよ。って思いながら『申し訳ございません!!』と話したとき以来でした。)
ぼくがした質問は
この国に、山本さんを、脱原発を応援してくれるような企業は一つもないのでしょうか?
というもので、
『スポンサーは一切ない。』
というお答えでした。
ぼく個人としては、脱原発です。
それは、今回の原発事故がたまたま福島であって、川内だったとしてもおかしくなかったと思っているからです。もしそうなら、大隅半島も含めて、農作物、牛、豚、鶏はもちろん。水や焼酎だって大打撃、というか、終わるでしょう。
しかし、同じように、(たぶん)信念をもって原発を容認する人もいることは知っていますし、それが社会だと思います。
だからこそ、少しでも色々な意見を学んでいきたいと思っています。
そして、原発問題だけじゃなく、この国、大丈夫なの?結構、やばくないか?という思いがあります。