寿店もできたので、「生うどんつちや」について今なら書いてもいいかなってことを書きます。
2008年の4月6日にオープンしました。
詳しくはこちらでhttp://www.namaudon.com/nissi/nissi08/nissi08.4/nissi08.4.htm
はじめての自分の店ということもあって、不安でした。
もちろん、希望もあったし、どんなに売上が少なくてもやっていこうという覚悟もありました。
そもそも、ここ鹿屋でうどん屋がやっていけるのかという不安感が一番大きかったように思います。
そんなことを毎日のように考えていたオープン前のある日のことです。
店はできていたので、友人のKとその奥さん、子供(当時はまだ一人だけ)、それと同じく友人のTと試食をかねてみんなで昼食をとりました。
座敷にあがって、うどんを食べながら、いつものように色々と楽しく話をしていました。
そのとき、ある思いが、瞬間的に心に浮かびました。
「これは、やれる。」
何か特別なことがあったわけではありません。
Kの奥さんが、まだ小さい子供をあやしていて、友人二人は歓談している。
そのなんでもない風景を見たとき、その空間に一緒にいるときそう感じました。
理由はよくわかりません。
初春の気持ちのいい一日で、一緒にいたのが、友人とその家族ということもあって心地いい空気がながれていたからかもしれません。
いい店には、いい雰囲気があるものです。
その雰囲気を感じ取ることができたということだと思います。
「やれる。」と言っても「なんとかやっていけるだろう。」というくらいです。
ここまで順調とはおもっていませんでした。
そして、「いい店」というものには完成も終わりもありません。
スタッフ一丸となって、「よりいい店」になれるように努力していきたいです。