生うどんつちやブログ

鹿児島県鹿屋市にあるうどん屋です。

最近考えていること

最近かんがえていること。

もう三年目に入った生うどんですが、やはり経験というものは大きなもので、今の時期はこういう売り上げ、この時期はこのくらい、というのが少しずつ分かってきました。

生うどんの売り上げは多い月と少ない月を比較すると2倍違いがあります。

2倍と簡単に言いますが、これは結構たいへんです。

水道光熱費や原材料は使っただけですから、まぁいいとして問題は人件費です。

売り上げが半分のときの人員で、売り上げが2倍になったときに対応できるかといえば、とても厳しいです。(絶対に無理とはいいませんが・・・)それは6人でサッカーの試合に挑むようなものです。

アルバイトの人が大半とはいえ、給料をあてに生活しているわけで、「売り上げが半分になったから、給料も半分ね。」とはなかなか言えません。

店は暇でもできる限り出てもらいたいと思っています。(限界がありますが・・・)

どこの飲食店の経営者も頭を悩ますことでしょうが、みなさんはどう考えてやっているのでしょうか?

教えてください。

ぼくが最近このことについて考えているのは

①一年間を通して損益を考える。

②日ごろからタイトに仕事をする。

③売り上げが落ち込むときに販売促進をかける。

以上の三点です。

①は、簡単に言ってしまうと、売り上げが良くても悪くても一喜一憂しないということです。

それは利益が多くあるからといって、無理な設備投資をしたり、必要以上に経費をつかったりしないようにすることです。

この二年間は、そこらへんのさじ加減が分からずにかなり苦労しました。

②は、日々の仕事から全力で取り組むように心がけることです。そうすることによって、今まで3人でやっていた仕事を2人でできるようになるかもしれません。そうなれば現状のスタッフで売り上げの増減にも対応できますし、スタッフの時給も上げることができます。サッカーの試合に例えるなら、6人では試合にならないかもしれませんが、8人ならなんとか試合になる、という状況まで一人ひとりの力を付けたいと思います。

③は、実は今までは基本的に有料の宣伝広告はお願いしていませんでした。

今現在は大隅のフリーペーパーに休みの案内を掲載しているだけです。(余談ですが、あれを見て、ある友人が、休むから来ないでください。って広告出してるの初めて見た。と言っていました。)

今後は、どういう形になるかはまだ未定ですが、宣伝広告というものに力を入れる期間を設定しようと思っています。

そのときの内容ですが、例えば「大人の卵かけご飯100円引き」というようなものは生うどんらしくないのかなぁと思っています。

やっぱり、宣伝広告は商品の魅力がなければ成り立ちません。(一度目は良くても、二度目は「あ、またあそこが広告出してる。」で終わってしまうはずですから。)

商品なくして宣伝の意味なし。基本はこれだと思っています。